生きていれば誰しも、些細な人間関係につまずいてしまうことはありますよね。
しかし限りある人生、なるべく前向きに有意義に過ごしたい!
今悩んでいるその人間関係、そもそも本当に必要ですか???
行き詰ったら根本から断捨離をしてみるのも良いかもしれません。
(筆者はスピリチュアルには詳しくないのでそういう話はございません)
縁を切るとは
縁を切るというとマイナス・ネガティブなイメージがありますが、個人的には
人間関係や所属するコミュニティを見直し、自分がより良い方向に進むための手段の一つ
だと考えています。
筆者にも、決して長くはないが短くもないこれまでの人生の中で、縁を切って永久にサヨナラした経験が数回あります。
ちなみに全員が「ほぼ同世代の」「それなりに親しかった」「同性の友人」でした。
そのほかの共通点としては
「異常に負けず嫌いでライバル心を燃やしてくる」「生命力が強い」「否定的で攻撃的な言動」「筆者に対しやたらと上から目線」
等が挙げられました。
(こうして特徴を挙げていくと、今まで何故友人でいられたのかが謎ですが・・)
ではそういう人間達と実際に縁を切ってどうだったか?
正直、これ以上ないくらい肩の荷が軽くなりました。
「うわぁスッキリした!!もっと早く切っとけば良かった!!」が率直な感想です。
後悔したり悲しく思ったことは1秒たりともありません。
「スッキリした・安心した・喜ぶことができた」これが何よりの答えだと思います。
関係を絶った相手はもともと私の人生に不要な重荷だったということです。
ただし、人間関係を断つにはそれなりの経緯と覚悟が必要です。
私のケースは元友人でしたが、相手が家族・恋人・会社の人etc..様々なパターンがあるでしょう。
縁を切ることによって自身の環境が大きく変わることもあり得ますから決して安易な推奨はしません。
あくまで一例としてご参照ください。
こんな人とは縁を切ろう!6選
それでは、離れた方が良い人間のタイプを以下に記します。
一緒にいると疲れる人
もうこれは分かりやすいですね。
あの人と一緒に行動すると、毎回どっと疲れる・・
あの人と会話するだけでエネルギーを吸い取られる気分・・
共に行動したり会話をすることで【楽しさより疲弊感のほうが大きい】状態になってきたら危険信号です。
おそらく全ての歯車が嚙み合っていないのです。
そこまでして一緒にいる必要はありますか?
無ければいったん距離をおいてみましょう。
お誘いが来ても乗らずに過ごしてみましょう。
ただその人に振り回されていただけだったことに気づくかもしれません。
「エネルギーを吸い取られている」のも気のせいではないかもしれませんよ。
世の中には「無意識に他人のエネルギーを吸い取って生きている人間」が確実に存在します。
他人の足を引っ張る人
「身近な他人が成功していること」が許せない、という人種です。
このタイプは脳の要素の大部分が「ねたみ」「ひがみ」で構成されており、周りが幸せになったり成長することで自分が置いてきぼりにされるのを恐れています。故にもう必死です。
一見分かりやすそうに思えますが、「人をねたんでいる自分」を決して前面には出しません。
最初は親切を装って良い人ぶって近づいてくるという知恵はあるのです。
自分が悪人にされることも恐れているため、周囲への根回しは欠かしません。めんどくさいですね…
そのエネルギーを自己研鑽に使えば良いのに、そういう努力はしません。
そして「貴方のためを思って言ってるんだから」と無理やり大義名分を捻り出し、
中身の無いアドバイス(俗にいうク〇バイス)を繰り返し、
それはもう一所懸命に他人が自由に生きる権利を阻害してきます。
ク〇みたいなアドバイスばかりを貴方に押し付けてくるその人。冷静によく見てみてください。
その人物は何かを成し遂げていますか?人一倍努力して成功を収めていますか?周囲の誰からも慕われる好人物ですか?常に満たされて幸せそうですか?
なにより貴方から見てその人は、魅力的で尊敬できる相手ですか?
おそらくそうではないでしょう。
むしろ真逆の
「何の努力もせず文句だけは多い、見るからに不幸そうで周りからも敬遠されがちな人間」
ではありませんか。
貴方の人生は貴方のものです。
何もしないクセにク〇バイスばかり押し付けて人の足を引っ張るク〇妖怪にご注意ください。
〇ソの先には肥溜めしかありません。
向上心が無い人
向上心が一切無く、努力することもなく、ただ漫然と生きている人。
これは放っといても害の無いタイプもいますが、残念ながら上記の「他人の足を引っ張る人」と連動するパターンが非常に多いです。
「アタシ達どうせダメだから一緒に楽なところにいましょうね、ねーーー?!」と同調圧力をかけ、互いに探りを入れ、はみ出す奴は潰そうとしてきます。
向上心もやる気も無いが独りで底辺に取り残されるのは怖い。だから底辺仲間を作りたい。
勝手に潰しあってろ。
学生時代にこんな人はいませんでしたか?
マラソン大会で一緒にビリで走ろうと持ち掛けてくるクラスメート。
試験前に勉強してないアピールを繰り広げることに余念がないクラスメート。
そこから一歩も成長していない残念な人達です。
貴方が何か新しいことをやる気になった時、
「前向きな気持ちを後押ししてくれる友人」と、
「いちいち水を差してやる気を削いでくる友人」。
どちらと一緒に居たいですか?
うっかり後者に合わせてしまったら最後、「どうせ自分なんてダメだからこの程度でいいや」という卑屈&妥協沼から抜け出せなくなってしまいます。
そうなると貴方自身の可能性や未来まで奪われる羽目になりかねません。
手遅れになる前に抜け出すのが吉です。
過剰にポジティブな人
逆に「常にポジティブで自信とやる気に満ち溢れた人」も、実は要注意です。
「ポジティブ」は一見とても良いことのように思われます。
困難に負けず、ひたむきに前向きに努力する人は確かに素晴らしいです。
しかし、裏を返してみると
「無鉄砲で無計画なだけ」
「頑張っちゃう自分に酔いしれているだけ」
という「上っ面だけのポジティブモンスター」が残念ながら一定数存在します。
それでも何らかの成果を出しているならまだ良いでしょう。
問題は「頑張る!➔失敗する➔他人に迷惑をかける➔でもめげない!➔頑張る!➔(以下永久に繰り返し)」を続ける人です。
視野が狭く学習能力も低い、センスも無い。でもやる気だけはあります!!
別に他人に迷惑さえかけなければ、勝手に永久に頑張っててくれていいのです。誰も咎めません。
ですがこのタイプは、「他人を巻き込みながら」それを一切省みず、
「どんな困難にも負けない自分」に陶酔し(思い込みの)向上心による(身勝手な)努力を突き進めます。
自分が物語の主人公だと思い込んでいますからある意味真っ直ぐで行動力は高い。
彼等彼女等にとって、周りの人間はただのモブキャラです。
「他人にとばっちりを及ぼし迷惑をかけたこと」なんて、自分の物語を彩る1エピソードにすぎません。
物語の中心は「他人を傷つけた現実」ではなく
「それでも頑張っちゃう健気でひたむきな主人公の自分」です。
迷惑をかけられたほうはたまったものではないですね。
さらに厄介なことに、このタイプは第一印象が非常に良いのです。
パッと見は明るく社交的、瞳は爛々と輝き話も上手い、交友関係も広く味方も多いです(その分離れていく人も多い)。
そのため見極めが必要になります。
冷静に観察すれば、その行動に責任と実力が伴っている実のある人か、
ただその場の勢いだけで動いている浅い人間か、おのずと分かると思います。
後者のタイプと判明すれば、迷惑を被る前にできるだけ関わらない距離感を保つのがよいでしょう。
自他境界の薄い人
【自他境界が薄い】=【自分と他人の区別がつかない】人のことです。
一般的に自我の芽生える幼児期には区別できるようになると言われる自他境界線ですが、大人になってもこの境界が曖昧な人がいます。
「他人が自分とは異なる世界を生き、異なる考えを持っている別々の人間である」という根本的なことに思考が及びません。
このタイプの基本スタンスはこうです。
自分はこう思っている!
だから周りのみんなも同じことを思っているに違いない!
いわゆる「主語デカ」というやつですね。
「自分」イコール「他人」なので、相手の人生や事情なんて知ったこっちゃありません。
自分がこんな状況なのに、お前が同じ状況じゃないなんて許せない!
などと堂々と言ってのけます。
自分だけの狭い世界がこの世の全て。
傍から見ればおそろしく自分勝手ですが、
本人は本気で「自分は正しいことを言ってるのに相手が思い通りに動かないなんておかしい」と考えています。
だから悪びれず自分本位な言動を繰り返すのです。
しかし実際には他人が思い通りになるはずもありません。別の人間なのだから当たり前ですね。
思い通りにならないが故にいつもイライラして攻撃的、文句が多いのも特徴です。
この手の人間に親切心を出して合わせてあげても感謝などされません。
それが当たり前だと思いどんどん増長するだけ。貴方どころか周りの人間にまで被害が拡大するでしょう。
なんてったって自分が世界の全て。他人の事情なんかどうでもいいので。
井の中の蛙に合わせて井戸の底に残ってあげるメリットは何一つ無いですよね。
これ以上被害者を増やす前に、大急ぎで井戸から脱出しましょう。
相手を見下す人
まとめのようになりますが、どのような人間関係であれ一定の敬意を持つことは重要です。
まさに「親しき中にも礼儀あり」。
人にはそれぞれの性格があり人生がありバックボーンがある。
それを忘れてしまった・あるいは最初から理解できない妖怪がいます。
・人の言動を頭ごなしに否定する
・見下した態度を取る
・何かにつけマウントを取る
・人を支配しようとする
常時この調子で、まともなコミュニケーションすら取れない者と敢えて関わる必要がありますか?無いですよね。
またこの妖怪は、自分より格下と見なせて尚且つマウントを取りやすい相手を選んでいます。
上司や先輩、取引先、地位の高い人などあからさまに強い or 噛みついてはいけない立場の相手には、決して上記のような態度は取りません。
いっちょ前に中途半端な常識は備えており、人によって態度を変える。
非常に狡猾で悪質ですね。
このタイプは実は大概何らかのコンプレックスを抱えています。
根は小心者で自分に自信が無いのです。
だからといって優しくしてあげる必要はありません。
だって相手は貴方のことは軽んじているのですから。貴方を軽んじる相手への気遣いなど無用です。
もし「こいつ自分に対してやけに舐めた態度を取ってくるな」と一瞬でも感じたら。
残念ながらターゲットロックオンされていますので、話に耳など貸さず速攻でサヨナラしましょう。
同じ空間にいることが既に時間のムダ。
貴方の大切な時間は貴方のために使ってください。
現実的な対処法
以上、「離れた方がいい人6選」でした。
最後に相手の正体に気づいた場合の対処法です。
まず距離を取ること
一番は離れることです。奴らは基本言葉が通じないと思いましょう。
先にも書きましたが妖怪相手に親切心など出さない方が良いです。
「気を使って話を合わせてあげる」
「気を使って聞き流してあげる」
そんな貴方の気遣いや思いやりなんて平気で利用され粉砕されます。
また個人同士の話し合いで解決しようとしても対話が成立しないどころか、下手したらこちらが悪者にされるでしょう。
とにかく近寄らないことです。
病院に行くよう促す
どんなに離れたくても、場合によっては容易に距離を取れない関係にあるかもしれません(家族や親戚など)。
もしその人をどうしてもなんとかしたいのならば、病院で相談してみるのも良いでしょう。
断言はできませんが精神科の治療やカウンセリングで改善が見込まれるケースも稀にあります。
例として【自己愛性パーソナリティ障害】という人格障害の特徴を以下に記します。
<自己愛性パーソナリティ障害の主な特徴>
・勝ち負けにこだわり自分が優位性、特別性を備えた存在だと信じこんでいる
・他人に対する共感力が著しく乏しい
・劣等感の強さの裏返しで他人からの称賛を求める、または他人にひどく嫉妬する
・他人は当然自分に従うべきだと思い込み、期待している
・自分が否定されると怒る、不機嫌になる
特徴の一部を挙げただけでも「身の回りの困ったあの人」「職場の嫌なあの人」に当てはまる点がたくさんあるのではないでしょうか。
「パーソナリティ障害」と呼ばれる病の種類は、上記以外にもたくさんあります。
これは氷山の一角に過ぎませんが、このように性格に難ありとされていた人が治療の対象となり得るのです。
ただ注意してほしいのは最近この手の性格自己診断ツールがネット上に乱立しており、
誰でも簡単に無料で調べられる(調べた気になってしまう)ということです。
真偽が曖昧なネットの自己診断を信じ込むのではなく、必ず病院でお医者さんの診察を受けることが重要です。
医師の診断で病名が出れば「あの人のこういう困ったところ、病気なんだ」と少しは納得し安心できるかもしれません。
(もちろん診察の結果「ただ性格が悪いだけでした~チャンチャン♪」で終わる事もあります)
治療するとなれば本人の自覚と努力、それなりの年月が必要ですので、説得して通院を促すのはなかなか難しいところです。
よほどの間柄でない限り、深く介入しないことをお勧めします。
(精神疾患に関する本を以下にご紹介しますので、参考にしてみてください。)
専門機関に相談する
そして、迷惑モンスターによってすでに被害を被ってしまった場合。
決して手遅れではありません。
行政でも民間でも、困っている人・被害にあった人のための相談場所は全国に存在します。
遠慮なく専門機関に相談し、対処法を考えましょう。
「縁を切る」ことと「受けた被害の責任を取らせる」ことは全くの別問題です。
物的損害にしろ精神的損害にしろ、実害を受けたのであれば容赦をする必要など一切ありません。
貴方にとって一番スッキリする形で終わらせましょう。
まとめ
人生は有限です。
大事なのは
貴方の本当に大切な人や大切なことを一番に守り、何より貴方自身が幸せになる
こと。
貴方はもう十分に耐え抜き頑張りました。
嫌な経験を経て「本当に大切にすべき人(事)」は何か、分かったと思います。
あとは限りある残りの人生を、大切なものと共に幸せに生きるだけです。
幸せへの道を阻む魑魅魍魎はゴミ箱にポイ、焼却炉行き!
どうぞ自分自身のために心豊かにお過ごしください。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
hirari@hirarisanpo
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