こんにちは。makiです。
2022年7月に神奈川県と静岡県の県境に跨る金時山に行ってきました。
金時山に行くのは2回目、ソロで行ったのは初めてです。
今回の目的は、初夏の低山で夏山の暑さに慣れて体力トレーニングをすること!
久しぶりに行った金時山はやはり素晴らしい山でした。
これから金時山の魅力を前編、後編に分けてご紹介していきます。
金時山のおすすめポイント
金時山への行程(公時神社コース)
金時山に登るコースは色々あり、明神ヶ岳・明星ヶ岳と組み合わせたプチ縦走コースなども人気です。
今回はトレーニング登山なので縦走は避け、公時神社から金時山単体を登るコースを選択しました。
<公時神社コース>
|往路|
金時神社入口バス停(8:40)
公時神社(9:00)
金時山山頂(11:00)
~休憩時間(1時間ほど)~
|復路|
金時山山頂出発(12:00)
長尾山(12:40)
乙女峠(13:10)
乙女口バス停(14:30)⇒下山!お疲れ様でした🌟
金時山登山レポート~登山口から山頂まで
エヴァンゲリオンコラボトイレ
金時神社バス停を下り、登山開始前にトイレに寄っておくことにしました。
おや?見覚えのある特徴的な明朝体とイチジクの葉のマーク!もしかして・・
「新世紀エヴァンゲリオン」とコラボしたNERV仕様のトイレでした。脳内でBGMが流れる!
ここ箱根市はエヴァ劇中で「第三新東京市」として登場するため、観光客誘致も兼ねた素敵なコラボが展開されています。
トイレという性質上あまりパシャパシャ写真を撮るのも気が引けたので中は撮影していないのですが、個室も洗面所も、隅から隅までもNERVのトイレでした!ファンの方にはぜひ肉眼で確認していただきたいです。
私もリアタイでドはまりしていたオタクなので大興奮です。トイレなのに長居したくなってしまいました。
気づかなかったけど男子トイレ側にはNERV自動販売機もあったようです。
クオリティの高いトイレを見られただけでいきなり満足!
併設のベンチで靴紐を直し、後ろ髪をひかれながら先に進みます。
公時神社で参拝
エヴァンゲリオントイレから歩いて10分もしないうちに公時神社に辿り着きます。
境内でニワトリを飼ってらっしゃるようで、撮影した動画にニワトリさん達の鳴き声がちょこちょこ入っていました(笑)
参道の途中に公時神社の説明書きが。
坂田公時は平安後期の人なんだね。
そんな昔の人だったんだ!(なんとなく室町時代くらいかと思ってた・・)
現在知られている「金太郎伝説」は江戸時代に普及し始めたそうです。
公時神社拝殿です。なんだか神社も質実剛健な印象を受けました。
今日の登山の安全と、公時さんのように強靭な身体になれますようにとお祈りしてきました。
公時神社ルートの見どころ①~金時手毬石
お参りが済んだら登山に戻ります。
神社拝殿のすぐ横の道が登山道に繋がっていました。
しばらくはこのような、先をまっすぐ見渡すことの出来る非常に分かりやすい道が続きます。
溝になった一本道で迷いようもないので安心して進むことができます。
おおきな岩がありました!立札に「金時手毬石」と書いてあります。
金太郎がこの岩でお手玉をしたという伝説が残っているそうです。
金太郎さすがすぎる・・
近づけない位置にあるため並んで大きさを比べることはできなかったのですが、2.5~3mくらいはありそうでした。
コケや草がびっしり生えているところに悠久の時間を感じるね。
庭石にしたらすごく素敵そう・・
公時神社ルートの見どころ②~金時宿り石
さて、歩みを進めていきますと先ほどの金時手毬石よりさらに大きな岩が見えてきました。
遠目からでも普通の岩ではないことが伝わってくる!
金時宿り石です。
下から見上げると圧倒される迫力✨
あまりに感動してずっと独り言ですごいすごい言ってました。
金太郎はここで母親である山姥と暮らしていたという伝説が残っています。
岩の下には、おそらく支え棒というテイで無数の枝が立てかかっています。
こういうのいつ誰が始めたんでしょうね。風習とはいかないまでも、途切れずに続いているのは面白いですね。
ということで私も乗っかってみました。
ちなみにこの日着ているTシャツはモンベルのサンフラワーというカラーのものです。
金太郎の山だからなんとなく黄色かなと・・・推し色を選ぶのと同じ感覚です。
金時宿り石付近で少し休憩をしながら先に進みます。
ちょうど梅雨の終わりかけの時期で、下界より涼しいとはいえ30度はあったかな。
公時神社ルート③~急登と日光との戦い
金時宿り石を越えたあたりから、今までと比べると急な登りが多くなってきます。
ぐねぐねした曲道を黙々と進みます。
がんばって集中してる時って水を飲むことすら忘れがちだから、私は意識的に休憩タイムを作るようにしています。
小休憩の時にすかさずアミノ酸を摂取。
つづら折りの道を登りきると、大きめの円形のベンチと分岐点の看板がありました。
他のハイカーの方が休んでいたのでベンチの写真は撮ってません💦
このベンチの先はさらなる急登!
急登はしんどいけどここからのコースタイムは20~30分くらい!焦らず進みます。
見晴らしの良い場所もありますが、そういうところは陽射しが強い・・
陽射しと暑さと急登との戦いです。
私の体力不足のせいもありますが、ここで足の指をつってしまいまして・・・
狭くて急な道で休む場所も無いため、緊急でザックの上蓋に入れていた漢方(芍薬甘草湯)を飲みました。
山で飲んだのは初めてだったのですが、これが良く効いた!こんな即効性があるなんて!!
これからもこの漢方はすぐ取り出せるところに常備しておこうと思いました。
さらに途中小さなヤマカガシが目の前をシュルンっ!と通り過ぎていくサプライズにも遭遇。
知ってる斧が見えてきました!
青空の下、金時山山頂(1,212m)に到着です✨やったー!!!
足つった時はどうなることかと思った・・・
慣れない夏の暑さにバテかけたとはいえ、木陰の道が比較的多かったのもあり、何とか頑張って登り切ることができました。
しかしこのじりじり照り付ける山頂サンサン攻撃は下山時にもしっかり影響を残すのであった・・・
↓後編は山頂から下山までの様子です。↓
それではここまでお読みいただきありがとうございました。
今回の金時山山行を動画にまとめたYouTubeです。
良ろしければご覧ください😊
コメント