こんにちは、makiです。
錦秋の候。やっと重い腰をあげました。
今回は長い間「行きたい・・でもムリかも・・でも行きたい・・」を逡巡していた三条の湯~雲取山へ!
雲取山まとめページ
雲取山に関する基本情報はコチラから↓(随時更新)
前回行ったのは2017年
雲取山に行ったのは2回目。
初めての雲取山は「2017年に2017メートルの山に登ろう」のムーブメントに乗っかり、2017年12月ギリギリに駆け込みで行きました。
鴨沢から登り、雲取山荘で1泊しピストンで帰るルートでした。
山頂に着いた途端に雪が降り始めたり、雲取山荘のこたつでうたた寝して途中記憶が無かったり、翌日真っ白に変化した景色の中新雪を恐る恐る歩いたり・・
↓前回時の写真↓
@hirarisanpo
写真を見返すととっても素敵なのですが。
「雪も含めて楽しかった✨けどあまり覚えてない!」が正直なところです。
まあ6年前だし、当時動画はもちろん写真も今ほど撮ってなかったし。
「すごく歩いて大変だった」のは何となく覚えています。
今回も体力に不安はありましたが・・・
何日もかけてゆっくり行けば大丈夫なんじゃない??
と、ちょうど紅葉シーズンに数日予定を空けられたことで、ようやく実行に移せました!
行程
早い人なら1泊2日で歩ける行程を3泊4日かけてゆっくり行きました。
1日目:奥多摩駅~お祭~三条の湯(テント泊)
2日目:三条の湯で一日のんびり(テント泊)
3日目:三条の湯~三条ダルミ~雲取山~雲取山荘(テント泊)
4日目:雲取山荘~雲取山~鴨沢
例によって「絶対に1日ダラダラしたい日」が設けられています。
もはや私の山行には無くてはならないものです。ゆっくりくつろぎたいから山へ行くのだ!
1日目:お祭バス停から三条の湯へ
バス停から平和な道をひたすら歩く
7:45
奥多摩駅からバスでおよそ40分、「お祭バス停」がスタート地点。
良いお天気で良かった!最高の秋晴れです。
@hirarisanpo
注意点としては、事前にトイレは済ませたほうがいいです!
お祭バス停にも道中にもお手洗いがありません。バスが約40分、プラス歩きが大体3時間~4時間はかかりますので、三条の湯までおよそ4~5時間の道のり。速い人は半分くらいのタイムで行けるとは思いますが。
不安な方は事前に奥多摩駅でトイレに行っておくことをおススメします(公共交通機関の場合)。
お腹の調子も整えておいたほうがいいかもしれませんね。
軽く準備運動をし、靴ひもをしっかり結び、いよいよスタート!
お祭からのルートを選んだのは、三条の湯に至る道の中で一番初心者向けと思ったからです。
とにかくほとんどの道がずーっとなだらか!途中までは車も通るせいか、きっちり整備されています。
ちなみにこの日のザックは約14.5kg。もう少し絞りたいところですが道が楽なおかげで、何の不安も無く歩いて行けました。
太陽さんさんハイキング日和!標高が低めの最初のほうはまだ木々に緑が目立ちました。
@hirarisanpo
完全におさんぽ気分で川沿いの道を歩いていきます。
8:35
「片倉橋」の先にゲートがありました。一般車両や自転車が通れるのはここまでのようです。
@hirarisanpo
ここからが「後山林道」になるのかな?
地図を見ても境目がよく分からなかったのですが、「林道後山線」の看板もあるしきっとここからなのでしょう!
一般車両はここまでですが関係車両用の車道が続いており、引き続きなだらかです。
スタートから3時間近く、道はほぼこの調子。横からは川の流れる音。
@hirarisanpo
安全すぎて眠くなってきたかも・・・
このルートは友達同士でおしゃべりしながら行くのが良いかもしれません。
一人行動大好き人間の私ですらちょっと暇を持て余すくらい、穏やかで平和な道でした。
ポカポカと暖かい気候だったせいもあります。
誰も居ないのをいいことに、大声で歌を歌ったり音楽を流したりして何とか眠気を覚ましていました。
最後のほうだけスリル満点
11:40
ぼんやり(少しウトウト)しながらひたすら足を動かし、ゲートから3時間強。
ようやく後山林道の終点に到着しました!
@hirarisanpo
手前は広い駐車場のようなスペース。関係車両とおぼしき車が何台かとまっていました。
ここから道の雰囲気がガラッと変わりそう!
その通り!
この先は今までの眠気が一気に吹っ飛ぶデンジャーゾーンでした。
@hirarisanpo
と言っても道は大変整備されていて、やはりなだらかでとても歩きやすいのです。
歩きやすいけど、道は細くて切れ落ちています!
つかまる鎖などもほぼ無かったような・・
私のようなどんくさい者は少しでも滑ったりつまづいたら大惨事必須。
ちょっとした小石や枯葉で足を取られないよう、慎重に慎重に進みます。
さっきまでの眠気はどこへやら。
怖いけど、ちゃんと気をつけさえすれば苦ではないです!
30~40分ほど歩くと、左側(の崖下)にテント場が見えてきました。
@hirarisanpo
着いたー!!
眠気と戦いながら歩くこと約3~4時間、スリルある道を歩くこと約40分。
12:40
ようやく三条の湯に到着しました!
@hirarisanpo
いつもの登山とはちょっと違う達成感!
到着後はひたすら和み、癒される
普段の山登りと勝手が違いましたが疲れたことには変わりありません。やるべきことを済ませて早く休もう!
ということで受付を済ませ、テント場に向かいます。
立派な角が目印の受付↓
@hirarisanpo
山荘からテント場までの間は歩いて5分~10分くらいだと思いますが、
「ジグザグした」「ちょっとザレた」「細くてちょっと急な坂道」
を昇り降りすることになります。(下の写真参照)
@hirarisanpo
私は本当に鈍臭いので、ここの昇り降りだけでも若干汗をかきますし、慎重に歩かないと小石でズルっと滑りそうになります。
特に夜は気をつけないと!
お手洗いは上にしかありません。トイレは少し余裕をもって利用したほうが良さそう。
(あくまでドンくさ基準です。ザレた坂を軽やかに走っていける熟練の方は何の問題も無いと思います!)
テントを立てます!
テント場は想像してたより広かったです。段差などもあり、お隣のテントとの距離も気になりません。
「今日から2日間のんびりできるんだ!」とウキウキしながら我が家を設営。
写真だと見えませんが向こう側が川になっていて、常にゴーゴーと音が聞こえる状態。
@hirarisanpo
私が立てた場所はちょうど何段かの真ん中で、半分石垣で囲まれていました。
この日は女性ソロハイカーさんも割といらっしゃり何だか安心。
家を建てたらご飯を食べよう!
再び坂を上って、山荘にお昼ご飯を食べに行きます!
食べたかった!鹿肉カレー!!(とコーラ!)
@hirarisanpo
鹿肉はジビエ料理屋さんで食べたことはあるのですが、あらためて噛みしめるとなかなか歯ごたえがある~。
カレーはスパイスがしっかり効いて、でも辛すぎず、美味しかったです✨ごちそうさまでした。
この時は時間帯のせいか他の利用客がおらず、貸し切り状態の食堂でいただきました。
(時期や時間帯によってはこの限りではないかと)
ご飯のあとはお風呂だね☆
昼間暑かったとはいえ夕方になるとかなりひんやりする秋の季節、お風呂に入れるのはありがたい!
可愛い看板から少し下ったところにお風呂の建物が2軒あります。
@hirarisanpo
男女入れ替え制で一つの建物を使う日もあるようですが、この日は男性用と女性用に分かれていました。
内部の撮影は一切していませんので、公式や他の方のブログ等をご覧ください。
広々とした(4人くらいなら余裕です)お風呂で、楽しく寛いだひとときを過ごしました。
お風呂でお話してくださったツアーのお姉さま方、ありがとうございましたm(__)m
テント場に戻る途中に見えた最高の夕焼け。
@hirarisanpo
さて、川のせせらぎが聴こえる環境でお腹も満たされ、お風呂でポカポカと温まった人間はどうなるか。
寝ますね。
お風呂から帰ってきたあと、いつの間にか寝落ちしていました(笑)
なんで幸せな一日なんでしょう。
↓続きはこちらから↓
最後までお読みいただきありがとうございました。
maki@hirarisanpo
おまけのYouTube
お祭ルートから歩いた三条の湯の様子をYouTubeにアップしています。翌日の様子まで入っています。
よろしければご覧ください。
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