こんにちは。makiです。
今回は、私が初めて山に登った時の思い出ブログです。
と言っても小学生の頃の遠足やこどもキャンプで行った登山ではなく、大人になってから「山に登ろう」と自分の意志で思い立って行った山の話です。
行き先はみんな大好き高尾山☆
(ちなみに小学校の時の遠足は御岳山と高水三山だったようです。良いところに行ってますね!最近アルバムを見返して初めて知りました笑)
登山を始めたきっかけ??
あれは2015年。
実は山を始めたきっかけが何だったのかまるで思い出せません。
何かを見て影響を受けたとか、誰かに誘われたとかでもないのです。
天の声が聞こえたかのごとく「ふんわり」しかし「やたら強い意思」で、いつの間にか「そうだ、山登りしよう!」と固く決意していました。
こういう人生の新しい航路が突然パッと拓くような経験、みなさんもあるのではないでしょうか。
そういう時に限って行動も早いんだよね。
普段どんくさい割に、ごくまれに素早い行動力を発揮する私はすぐさま登山講座の申し込みをしていました。
ちょうどその頃、仲良しの友人たちと高尾山に紅葉を見に行こうという話が偶然持ち上がり。
山登りを決意する少し前に偶然新しいカメラを購入していて。
タイミングも重なるんだよね。
ちなみにこの時に買ったカメラは未だに愛用しています。
そして登山講座第1回の講義を受けた日の週末に、記念すべき初・高尾山に行きました!
やってはダメ!!初心者丸出しだった初めての高尾山
初めてだから、ルートは一番初心者向けと聞いていた1号路です。
当日のお天気は曇りときどき小雨。
この日の私の服装ですが、今見ると笑ってしまいます。
インナーは上下ユニクロのヒートテック、パンツはユニクロの暖パン。
上は綿のパーカー+街着のダウンベスト+前日慌ててスーパーで500円で買った雨ガッパ。
(足元だけちゃんとコロンビアのトレッキングシューズを履いていました)
「汗冷えするから絶対やっちゃダメ!」と言われるアイテムをあえて全部着た人みたい・・・
登山講座も1回目の講義はオリエンテーションだったので、まだ服装について分かっていなかったんですね。(ネットや本で調べようという意識すらなかった)
11月の高尾山だからこんなNGファッションでもなんとかなったようなもので💦
登山の服装と装備って本当~に大事なのです。
例えば「夏に富士山行こうぜ!」とか「屋久島行ってみようぜ!」とか、
最初からがっつり本格派のトレッキングを計画されるビギナーの方は、ちゃんとした事前の準備をおすすめします。
少なくとも
- 汗冷えしない下着
- 速乾性の高いシャツ
- 通気性の高いレインウェア
- 足に合うトレッキングシューズ
- 厚手の靴下
くらいは、揃えたほうが良いのではないかと思います。
登山道具レンタルのお店もあるので、目的に合わせて利用されてもよいですね。
ツラくも楽しい初登山
さて、NGファッションという自覚もなく1号路を登り始めた私。
登ったことのある方はご存じかと思いますが、高尾山1号路って初心者ハイカーや山に登らない人向けのイメージの割に意外とキツイんですよね💦
道は広めで安全なアスファルトですが、傾斜は強いです。
途中までは普通の車道とそんなに変わらないし、景観が楽しいというわけでもなく・・
日頃ろくに運動もしてない体力不足のデスクワーカーにとってはちょっとした苦行でした。
下はヒートテックと暖パンだから熱もこもるし。
友人たちも同様で、最初は結構キツイね~なんておしゃべりしていたのが、だんだん無口になっていきます。
途中から自然が多くなってきて、傾斜も緩やかになり、ようやく楽しくなってきたという感じです!
雨に濡れてしっとりしている大木の趣き。初登山の人間はこういう要素だけで十分テンションが上がります。
そして美味しそうな食べ物屋さんのあるゾーンまで来たら、別の意味でテンション上がりますね!
そういえばこの時期(2015年)流行ってたなあ・・・と思い出させてくれるヨーでるヨーでるウォッチッチな妖怪ソフトクリーム。
今は別のキャラクターに代わってたりするのでしょうか。
なんとか山頂まで辿り着きました!
初めての山頂碑での記念写真!感慨深い!
山頂でお昼ごはんに何を食べたのかも覚えてません。コンビニのおにぎりとかだったのかな。
見えた景色はガッスガス。でもこれはこれですごく素敵ですよね!
帰りは4号路で吊り橋と紅葉を楽しみ、リフトに乗って下山しました。
ちょうどこの頃、高尾山温泉「極楽湯」が開業して間もない頃でした。
でも何故かこの日は立ち寄らず、荻窪の温浴施設に寄った記憶。今では高尾山に行くたびに極楽湯です♨
温泉の後はマッサージチェアで全員うとうとし、半目の状態で解散しました😴
以上、楽しかった初登山・初高尾山の思い出でした!
まとめ
この後登山講座で服装のこと含めて色々学び、ザックや装備一式を揃え、山について知れば知るほどハマっていき、現在に至ります。
あのNG満載な服装も、当時は機能性インナーや登山服の快適さをまだ知らない頃だったので
「汗でぐしゃぐしゃだけどこういうものなんだろう」と思っていたのでしょう。
(フォローではないのですが地上では未だにヒートテックも暖パンも愛用してます)
今この時の写真を見返すと、ビギナーなりの楽しみ方をしたこととか、初めてのわくわく感を思い出し、初心に帰る気持ちになります。
とはいえ私はまだ万年初心者の状態ですので、この先もビギナーとして楽しめる登山がいーっぱいあります。きっと一生分あるでしょう。
これからも登山を通してたくさんの初めてを体験していきたいです!
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
maki@hirarisanpo
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