こんにちは。makiです。
今回は昆虫のお話です。
とっても好き嫌いが分かれるジャンルだね!
その通り!
実際周りの「他の趣味は何でも合う気心知れた友人」でも「虫だけはちょっと・・・💦」という人が多いです。
そんな中、なぜこんなに昆虫にハマったのかを考えてみました。
昆虫にハマったきっかけ①~良い意味で成長していない
今「虫は苦手で・・」という方も、子供の頃は平気だったのではないでしょうか!
私の子供時代は、実は虫にそれほど興味なく育ちました。好きでも嫌いでもないという感じで。
祖父母の家がそこそこ自然豊かな地域にあり「虫は当たり前にいるもの」と思っていたんですね。
田舎の広い庭にはセミ・蝶々・蛾・カマキリ・バッタ・スイッチョン・コオロギ・クモ・芋虫毛虫・ムカデetc…そして虫じゃないけどミミズやカエル時にはヘビ、さらになんだかよくわからない謎の生物(?)まで、あらゆる生き物大集合でした。
今思えばあの頃もっと興味を持って観察していればと、少し後悔しているくらいです。
田舎の家はドアも窓も開けっ放しにすることが多く、上記の生物たちが室内に入ってくる確率もかなり高くて。
お昼寝していてふと目を覚ますと目の前の畳でバッタが飛んでるとか、日常茶飯事でした。
それも含めて「そういうもの」と思っていました。
その後特に苦手になるきっかけも無く、そのまま成長してしまった感じです。
ただ友人に聞くと「子供の頃は平気だったけど成長するにつれなんとなく苦手になっていった」という人も多いようで。
逆にその「なんとなく苦手になった」理由を深堀りしたいくらいです。「なんとなく」ってなんなんだ!
なのでずっと、虫に関しては子供の意識のまま
「特別好きでも嫌いでもなくただ平気な存在(素手で握れるし素手で潰せるし)」程度でした。
昆虫にハマったきっかけ②~トリガーは昆虫食
しかし最近になって事態は急展開します。
きっかけはズバリ「昆虫食」です!
高栄養価で美味しい昆虫食を選ぶならbugoom(バグーム)虫苦手な人がますます回れ右しそうな話になります・・・
近年、環境問題の面からも、そして栄養価の高さからも注目されている昆虫食。
それまでイナゴの佃煮くらいしか食べたことの無かった私でしたが、「アブラゼミはナッツの味」とか「蜂の子はトロっとして甘い」とか色んな情報を耳にするにつれ、だんだんと興味が湧いていました。
「でも好事家の集まりみたいなところでしか食べられないんでしょ???」と思っていたら・・
昆虫食メインの飲食店の存在を知ってしまった!
それが↓こちら。
「米とサーカス 渋谷パルコ店」さんです!(店名をクリックすると公式HPに飛べます)
これは行くしかない!しかし・・・
一緒に行ってくれる人を探すのが大変でした(涙)
日頃から個人行動に一切抵抗無い私ですが、はじめての昆虫食に関しては誰かと感情を共有したい・・
何人かに声をかけては断られ、「セミなら食べたことあるよ~」というグルメな友人がようやく一人だけOKしてくれました。
昆虫にハマったきっかけ③~いざ昆虫食レストランへ
そして昆虫食初体験当日です!
渋谷パルコのアバンギャルドな店内をかきわけ、いざ地下へ!
「米とサーカス」さんは外装も内装も不思議でちょっと不気味な空間でした。
おそらく昔の「見世物小屋」をコンセプトにされているのでしょうかね。
(後で聞いたら内装を担当していたのが後輩の知り合いだったらしい。世間は狭いね!)
メニューには昆虫食のほか普通に(?)美味しそうなジビエ料理も数多くあり、心が躍ります。
以下、そのものズバリ虫料理の写真を載せますので苦手な方はご注意ください!
最初のドリンクはMUSHIサワー!
おおっ、間違って異物入っちゃったみたいになっている✨
本体から離れてしまった脚や羽根がレモンに張り付いてるところ、良いですね~。
「キュートなコオロギをトッピング☆」とメニューにも書いてあります。
実物を目の前にするとびっくりするくらい抵抗が無いです。
まずジンジャー味のソーダが普通に美味しい、そしてコオロギが普通に美味しい✨(おつまみの煮干し感覚です)
お店に入る前の一抹の不安は無くなり、この時点で完全に昆虫食受け入れ臨戦態勢になりました。
第一種戦闘配置!対昆虫食戦用意!どんどん行ってみよう☆
6種の昆虫食べ比べセット
タガメ、イナゴ、コオロギ、ワーム、ハチノコ、カイコだったかな。
タガメのつぶらな瞳と目が合います。
そんな目で見ないでおくれ。
ハサミが付属でついてきて、説明書を見ながら自分たちで腹を切り裂きます。
満面の笑みで切り裂いたタガメを見せる筆者。
切り裂いたら、中のなんだかよく分からない部位をスプーンでほじって頂きます!
内臓なのでしょうか?スカスカな体内にこびりついたなんだかよく分からない黄色っぽい何か。
その味は・・
リ・リンゴーーー!!!!!!
たぶん10人中10人が同じリアクションをすると思います🍎🍎🍎
この↑見た目からフルーティーなリンゴの味が・・・!不思議すぎる!!!
オスのタガメが発するフェロモンが青リンゴのような香りなんですよと、お店のスタッフさんが教えてくださいました。
友人とは「風邪ひいた時にお母さんが塩水につけてくれていたリンゴの味だね」ということで見解が一致しました。
この衝撃体験、虫が得意ではない方にもぜひ味わってみて頂きたいです・・・!
その他にも、
ジビエの盛り合わせ
この日は鹿・鴨・ラクダ・イノシシ・ウサギ・ダチョウ・カンガルーを頂きました。
私は味覚が大ざっぱなためそれぞれの風味の細やかなレポートは出来ません。お肉はぜーんぶひっくるめて美味しいなあ!
歯ごたえがあってワイルドな味だった!
オオグソクムシの唐揚げ
見た目通り、甲殻類の香ばしい味😊よく噛んで食べましょう☆
子羊の脳みそのバターソテー
バターが濃いのか脳みそが濃いのか、とにかく濃厚!!!
をいただきました😊大満足です✨
メニューは他にもたくさんあるので
「昆虫は無理だけどレアな食材を食べてみたい」という方にもおすすめです!
様々な生き物が配合された薬膳酒など、インパクトのある飲み物も豊富にあります!私はお酒が飲めないので残念です💦
メニュー表を眺めるだけでも楽しいですよ♡
昆虫食を体験してみて
さて、初めての昆虫食を体験し、虫への興味がますます湧く結果となりました。
昆虫が美味しかったからというのが何よりの理由ですね。
私は神経質なクセに時たま大雑把なところがあり、「虫を食べる」抵抗感は「エビやカニ食べるのと変わらないじゃーん」というアバウト感覚により打ち消されました。
バッタやコオロギ食べるのも小魚食べるのも一緒!
あと日本の有名な商業施設内にあるきちんとしたお店で、ちゃんとした調理人の方が作ってくださっているからという信頼感は大きいです。
昆虫に対する耐性はある私ですが、例えば海外の言葉の通じない怪しい屋台で同じメニューを出されたら食べられるか自信がないです💦
国内でも、自分で捕まえたセミやコオロギを調理して食べる方がいるとも聞きますが、衛生面が不安だし私が料理にあまり自信がないのでこれもパスで😅
あくまで安心安全が保障された環境での昆虫食を!
そういうことですね。お腹も弱いので。
昆虫食、また食べに行きたいです。ただ一緒に行って食べてくれる人が限られるのがさみしいです(笑)
そして食べる方向だけでなく昆虫全般に興味が湧き、結局虫大好きオタクになってしまったのでした。
昆虫に関する書物のご紹介はこちら↓
その後とうとう生体を飼うに至りました!その様子はこちら↓
この先一生続けられる趣味が増えて嬉しい限りでございます。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!
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