こんにちは、makiです。
テント泊経験のまだまだ浅い初心者である私が数少ないテント泊の中で感じたことの一つ
テントの中、狭くて腰が痛くなるよね・・・
ただでさえテント泊用のザックは重いので腰に負担がかかりがちです。
テントの中で寄りかかるものがあればより最高の環境になるのに!
テント泊での椅子の必要性
テント泊の際、今ここに椅子があれば・・という局面は色々あるかと思います。
外に出てご飯を食べる時も、絶景を心行くまで堪能したいときも、椅子に座ることができればよりリラックスした時間を過ごせるでしょう。
が、今回のポイントは「テントの中で寛ぐための椅子」です。
そのため座高や脚のある椅子ではなく「背もたれのある座椅子(になり得るもの)」を欲しております。
理想はマットをチェンジするタイプ
以前から山岳ライターの高橋庄太郎さんの本を拝読し、「どうやらチェアキットという便利なアイテムがあるらしい」ということは知っていました。
ここで言うチェアキットは↓の写真のように、マットを座椅子にチェンジできるアイテムです。これは便利だ!
ただ写真を見た私はこう思います。
もしかしてエアータイプのマットじゃないと使えないのでは・・???
私が愛用しているのは折り畳み式のウレタンマット。形状的に上記のキットがそのまま流用できるのかはちょっと不安です。
購入してみて使えないのも嫌だし・・チェアキットを使うためにエアー式のマットを買うのは本末転倒だし・・
ひとまず保留。
想定外にニトリで発見
そんな中、偶然ニトリのサイトを見ていてたまたま発見したのがこちら。
□CSモンテ コンパクトチェア・マット(カーキ)
ニトリのアウトドアラインなのかと思いきや、アウトドアブランド「キャプテンスタッグ」の商品のようです。コラボというわけでもなさそうで、関係性はよく分かりません。
<スペック>
幅38×奥行40×高さ40cm
重さ約390g
税込2,990円
値段もお手ごろだし、重量もそんなに重くないし、良いのでは??
ただネット限定商品で、実店舗で実物を確認できないのがややネックでした。
でも安いからまあいいか。家にあっても困らないし・・
数日熟考。バージョン違いの商品↓がネット展開されているのもいくつか確認しましたが、ニトリのポイントが溜まっていたのもあり、結局最初に見つけたものをそのままポチりました。
ニトリのチェアキット・所感
サイズ感など第一印象
さて、届いた実物を目にしての感想。
これが最小の状態です。
うん。ちょっと、かさばるかも・・・
この状態で厚みは約3cm。
中に入っている発砲ポリエチレンがしっかりした造りなので、これ以上畳んだり丸めたりはできません。
表面の布はポリエステルで、多少の水や擦れならば大丈夫そうに見えます。
もし登山に持って行くとしたら、ウレタンマットと一緒にまとめてザックの後ろにくっつけるとかザックの背面に入れ込む感じでしょうか・・
出来なくはないけどパッキング苦手な私としてはちょっと二の足を踏む大きさです。
重量は390gなので、そこまで負荷にならないかと。
見た目は可愛いです!いわゆるアースカラー。カーキと書いてありましたがどちらかというとサンドベージュのような印象。
テントでゆっくりすることが目的の旅やベースキャンプ型の登山ならば、さらに車移動の方なら、まあ苦も無く持ち運べそうです(かさばるけど)。
個人的には、寝る時のマットが130㎝のショートサイズなのでその補完&椅子として使用できるかなと思っています。
使用感
かさばるということは中身が厚いということですから、座り心地は良いですね。
幅は38㎝で、平均女性よりややガッチリ体型の筆者が座って丁度良いくらい。体格の良い男性だと身体がはみ出すかもしれません。
横の調節ベルトの造りもしっかりしています。
平均女性よりやや重量のある筆者(具体的な数字は割愛します)が全体重をかけて寄りかかってもへっちゃらでした。
荷重制限のような記載が無いので何キロまで平気か、というのはよく分かりません。
この調節ベルトの長さを調節することで、角度を変えることが出来ます。
全体重かけるならベルトはきつめ(椅子の角度が直角ギリギリになるくらい)にすると丁度良い角度になる気がします。
また、ベルトをバラせば平面になりますのでマットとしての使用も可能です。
差し当たり「かさばること」以外には欠点は見当たらないです。
まとめると
「キャンプやピクニックならば申し分無し!登山だとシチュエーションを選ぶ!」
といったところでしょうか。
補足:柔軟性があればオールオッケー
そもそもテント内での椅子が必要な前提として
私が「長座や胡坐がキツイくらいガチガチに身体が硬い」というのがあります。
現在使用しているモンベルのステラリッジ2のテントは高さも広さも十分にありますし2人での使用も可能なくらいですから、私の体格(約163㎝)が1人入ったところで決して狭くはないのです。
なので身体が柔らかくて胡坐の姿勢で寛げるならば終わる話なのですが。
ウン十年蓄積されたガチガチの身体は一朝一夕では治らないので^^そちらの努力は別として、頼れるアイテムには頼ります!
まとめ
購入してから山に行けてないため、まだテント泊での使用感は不明です。
今のところ家のベッドの上でテレビを観るときの便利グッズになっています。
あとは今後、もし災害で実家が避難を余儀なくされるような事態になったら、高齢の両親が避難所などで使うのに良いかも・・と起きては欲しくないことですが一応想定しております。
そんな感じで何かと便利に使えそうなので買って後悔は一切ないです。お値段も優しいし。
コロナ禍以降のアウトドアブームで、廉価なチェーン店でもアウトドア商品(キャンプ向けが主ですが)を目にする機会が多くなっています。
安かろう悪かろうはさておき、安くて質の良い使えるものはチェックしておこう!
今後もテント泊を快適にするアイテムを色々勉強していきたいと思います。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
maki@Hirarisanpo.
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