御岳山から奥の院へ~静寂の山さんぽ②

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日帰り登山

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遥拝所~長尾平~奥の院入口

さて、御岳山山頂碑のもう少し奥には「奥宮 遥拝所」という場所があります。

まき
まき

看板の字が超達筆!!!

ここはその名の通り、遥か遠くからでもお参りをすることができますよ、という場所のようです。

確かに山にある程度慣れていないと奥の院まで直接行くのはしんどいですからね。

遥拝所から見える奥の院はこのような感じです。先ほど参道から見えたのと同じ三角のお山。

ここからでもまだまだだいぶ遠くにあるように見えますが、今回は頑張って向かいます!

ということで、神社の階段を下りて目指すは奥の院。

登山道らしい道を進みます。

ほどなくして長尾茶屋・長尾平に到着です。こちらで少し休憩。

テーブルとベンチもたくさんありますし、お手洗いもあります。

小中学校の遠足で御岳山からこの長尾平までのコースを歩いた、という人も多いようです(maki調べ)。

ちなみに長尾茶屋は不定休で、この日は平日だったのもあり開いていないようでした。

maki
maki

コーヒーやホットワインが美味しいそうですよ♪

まき
まき

今度は営業している時に行ってみたいな😊

今度は営業しているときに行ってみたいな。

長尾平の奥に広がるこの空間はヘリポート。よく見ると「H」の字が地面に見えます。

展望は最高!真ん中の一番奥にうっすら見えるのは筑波山ですね。

この広々とした空間でゆっくりお茶するだけで満足してしまいそうでしたが、この日の目的は奥の院。

先に進みましょう。

奥の院まであと0.9km!

こうして看板を見ると、御岳山から色んなスポットに行けることがよくわかります。

実はロックガーデン方面にはまだ行ったことがないので、ぜひ足を運んでみたいです!

天狗の腰掛け杉

しばらく歩くと厳かな雰囲気の鳥居と大きな杉の木に出会います。ここへ来て空気がガラッと変わったような気がしました。

この杉の木は「天狗の腰掛け杉」。写真だとわかりづらいですが思わず声をあげてしまうくらい大きいのです!

maki
maki

樹齢350年、高さは60mだそうです!!

まき
まき

左側から伸びてる太い枝、たしかに座りやすそう!

天狗さんが腰掛けている姿を想像しながら鳥居をくぐります。

奥の院への様々な関門

天狗の腰掛け杉の鳥居をくぐったら、さらに登山道らしい道に入ります。

頑張らないと通れない木の根が張り巡らされた道とか・・・

手足をしっかり使わないと登れない段差とか・・・

山あるあるな状況ではありますが、私のように足が長くなく体も激硬い人間にとっては一つ一つがそれなりに難関です。

ここで怪我はしたくないので慎重に登っていきます。

道中ですれちがう人や追い抜く方もおらず(つまり人がいない)、おそらくコゲラでしょうか、鳥が木をつつく音が響くのを聴きながら、スッキリした冬の空気を感じつつ歩みを進めます。

maki
maki

まさに「静寂の冬さんぽ」です。

静けさを存分に味わえるのはソロ登山の醍醐味といえますね。

しばらく歩いていると、登山道から少しそれた小高い場所に石碑があるのが見えました。

「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」の妻、「弟橘姫(オトタチバナヒメ)」の石碑です。

まき
まき

これが見たかった!!!

私の登山の先生の出された本「低山トラベル」で予習済みだったのです。

この先の奥の院には日本武尊が祀られ、その手前に妻の石碑が祀られているというのは、何か思うところがありますね。

無事にたどり着けますようにと手を合わせ、先に進みます。

まき
まき

鎖場だ~~~💦💦

初心者にとってはかなりの関門です。

足場は歩きやすくなっていますがもし左側に滑ったら真っ逆さまなので、鎖を握り慎重に慎重に進みます。

maki
maki

鎖場を越えたあとも油断できない急登です。

ちょっぴり挫けそうになりながらも、ここはなるべく無心で淡々と上を目指します。

奥の院

赤いお社に辿り着きました!「奥の院」です。

まき
まき

綺麗な赤い建物!

きっと何回か建て直されているのでしょうね。

「奥の院」はここですが山頂はさらに上なのです。もう少し!

奥の院 山頂

さらに急登を進み、ようやく奥の院(別名:男具那ノ峰)の山頂に到着です!

maki
maki

日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を祀った祠があります。

山頂はひっそりとしていますがそこそこの広さはあり、また平たい土地なので休憩に適しています。

私もここでお昼ご飯を食べました。

食べている途中で数人の登山者が通り過ぎて行かれましたが、皆さんこの奥の院を経由して大岳山に向かわれるみたいでした。

質素な山頂碑と三角点。標高は1077mです。

おそらく奥の院の名物であろう巨人のような杉の木。

まき
まき

ラピュタかナウシカに出てきそう・・・

maki
maki

お昼ご飯を食べたら、帰りは来た道をそのまま戻ります。

先ほど急登を必死で登ったということは、今度は急な坂を気を付けて降りなければいけないということで・・・

私は下りがあまり得意ではない(滑って尻餅をつきやすい)ので、登り以上に慎重に戻ってきました。

まき
まき

写真や動画を撮る余裕もなかったよ💦

奥の院から1時間弱ぐらいで、長尾平まで戻ってきました。ここまでくれば安心です!

お疲れ様でした!

まとめ

御岳山から奥の院へのルートの魅力
  • 低山の魅力を静かに感じられる
  • 鎖場体験もできる
  • 迷いやすいところはないが歩きにくいゴツゴツした道があり、訓練になる
  • 都内なので東京からアクセスしやすい
  • 豊富なコースがあり何回行っても楽しめる

御岳山から行けるたくさんのコース、私もまだ行ききれていませんので今後も頻繁に訪れたい場所です。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

YouTube

この御岳山から奥の院までの山行は、YouTube動画にも載せていますので併せてご覧いただけたら嬉しいです。サムネイルはこの鳥居と杉の木の写真を使わせていただいています。

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