この記事では運動音痴で虚弱体質な登山女子の遍歴をつらつらと書いております。
だいぶ間が空いてしまいましたが前回の記事はこちら↓
大学以降の運動音痴女子
さて、中高一貫の女子校を卒業後は大学に進学し、見事に運動と無縁の学生生活となりました。
登山にハマった今にして思えば、母校の山岳部やワンダーフォーゲル部や探検部などのサークルの活躍を目にする度、「いいなあ~憧れるなあ~」とは思いますが。
何せ当方筋金入りの運動音痴・のんびり文化系育ち。
男女共学の大学でガチの体育会系サークルに入るだなんて、恐れ多くてそんな考えは露とも浮かばなかったです。
うちの大学バンカラで有名でしたし・・

こんなトロトロモタモタした奴が足を踏み入れてはいけない別世界だと思ってました。
今でこそ「ヤマノススメ」「ゆるキャン△」などの影響で、「ゆるふわアウトドア女子」みたいなジャンルが確立されてはいますし、そういった漫画やアニメきっかけで登山を始めた方もいるとは聞きますが。
実際の部活やサークルとなると昔と変わらず厳しいのではないかな。普通に命にかかわりますから。

まあ今の大学事情はわかりませんが、何にせよ運動する機会もなくのほほーんとした学生生活を過ごし、普通に就職し、転職なども経験しながら登山に目覚め今に至ります(急に飛んだ)。
しかし最近、やはり年齢とともに体力が落ちるということを実感しています。
私のような「最初っから体力底辺ですが何か?」みたいな人間でも、まだ落ちます!
魔界の下には更なる下がある(うろ覚え)ってみんなもちろん幽遊白書で勉強したと思いますが、あんな感じ。

魔界はとてつもなく広くて深い地下のビルなのだ。。。
我々が管理できている地下一階の半分だけでも、守り抜いていきたいものです。
↓幽遊白書を全話見るならこちらから

漫画も見てね!
運動音痴ながらもひそかに得意だったこと
さんざん自分のことを運動音痴運動音痴と連呼していますが、昔からひそかに「もしかして特技なのかも?」と思っていたことがあります。
「握力」です。
ひ弱な虚弱体質にも関わらず、子供のころから今に至るまで、なぜか常に平均より強いのです。

中学くらいから30kgを超すようになり、一番高い時で41~43くらいありました。
ちなみに女性の握力平均値を調べてみたところ(スポーツ庁「令和3年度体力・運動能力調査結果」参照)、
女性で平均値が一番高いのは35~39歳時の「29.98kg」だそうです。
この数値を見ると何の運動もしてない、ひ弱キャラで売っている(?)はずの私が常に30~40kg強あったのは我ながら謎です。心当たりもありません。
(もちろんアスリートの方や日常鍛えてる方に比べたら全然低いですし、今は落ちてます)
ここで当然このような考えが浮かびます。

鍛えてなくてこれだけ強いんだから、鍛えたらもっと強くなるのでは???
握力があり過ぎても困ることはまず考えられません。
登山の時にも岩を登ったり鎖を握ったりしますから、何かと役に立ちそうです。
それに老化防止の観点からも握力を鍛えると良いと聞きます✨血流も良くなるとか!
せっかくなので自分の特技を伸ばしてみよう!
嫌な奴は握りつぶしちゃおう!物理的に♡
ということで、ドン・キホーテで買ってきました。
ハンドグリップ!

色別に強さが段階分けされているので目標にしやすい。
ちなみにグリップに表示されているkg数=握力の数値ではないようで、楽に握れる目安としては10kgのグリップ=握力20kg台、20kgのグリップ=握力30kg台・・・かなという素人感覚の印象でした。
そして握力を強くするには手指だけではダメなようで、それを支える手首と前腕の力も大切だそうです。
手首と腕はおそらく普通の人よりヘロヘロに弱い私。ここにも伸びしろの種があるぞ!
この↓アイテムは口で説明するのが難しいのですが、ジャイロ回転の力を利用し手首~前腕に負荷をかけてトレーニングするもの。
ハンドグリップと合わせて、テレビを見ながら良く無心で遊んでいます。

中のボールが回る感覚がちょっと楽しくてハマります。
そして今の力を可視化するためのデジタル握力計!
常に可愛いものを選びたいのでショッキングピンク💕
もちろんシックなカラーもあります。
試しに計測。


30.7kg!もっと頑張らねば!!
とりあえず最低でも40kgまで戻したいところです。
握力を鍛えることについて聞かれると
「嫌な奴の頭蓋骨を握りつぶしたいので♡」
などと冗談で答えることがありますが、半分は本気です。

それぐらいの闘争心を秘めてやらないとね。
最終目標は
「菩薩のような笑顔でリンゴを握りつぶす草野仁さん」
(子供の頃テレビで観て衝撃だった・・・)
せっかく与えられた数少ない肉体系特性、伸ばしていけたらいいな✊
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
©maki/ひらりさんぽ。
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